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自衛隊は解体されるべきだ


もう20数年前から、僕の中で変わってない哲学がある。
それは、戦争行為に対して反対の意志を貫いていくことだ。
だからもちろん、僕は日本国憲法の9条を強く支持している。

*  *  *  *  *  *  *

「じゃぁ、日本の国防は? 安全保障は?」という問題は、ここで書き始めると長くなるので、いつかタイミングが合えばジックリと書きたいと思っている。
とりあえず、まぁすぐに「非武装」といっても、日本には日米安全保障条約があり、自衛隊という軍隊擬きの組織が存在しているし、実際に隣国である北朝鮮とでさえ国交がない段階では、「明日から非武装にしよう」といっても現実的ではない。

「だったら、自衛隊の存在を認めるの?」と言われれば、僕は現在の自衛隊を認めるつもりはない。

まず、災害に関する自衛隊の活動と現状の行政的役割については、高く評価しているし、それを否定するつもりはない。ただ、これが自衛隊という組織に所属していなければならない絶対的根拠は見当たらないので、これはすぐにでも、「災害救助隊」として独立すべきだと考える。他の「非軍事的」活動についても同様で、将来的にも必要な組織があれば、それは別組織として分離し独立させればいい、
で、残る軍事組織としての自衛隊については、すぐにでも「解体的再編」すべきだと考えている。
「再編」というのは、将来的なことは別にして、とりあえずは「防衛組織」の存在を認めるということ(将来的には完全解体すべきと考える)。

「どうせ防衛組織を持つなら、今の自衛隊でもいい」という人も多いと思うが、僕はそうは思わない。再編のために莫大な予算がかかるとしても、今の自衛隊は「解体的再編」をしない限り、絶対にまともな組織にならないと「確信」している。

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その理由の一つは、自衛隊(およびその母体となった警察予備隊以降の組織)の発展の中で、脈々と旧日本軍の思想・哲学を引きずっていること。これは、先の田母神俊雄の発言を見るだけでもよく判る。自衛隊の隊員教育に強い影響をもつ人間が、日本国家の意思とは反対のことを公然と主張し、隊員教育の場でもその思想を前提に行っていた可能性が強いということだ。もし本当にそのような隊員教育が行われていたならば、これは日本の行政組織として大問題だ。
このように、国家としての意思を無視するような行政機関なんて、どんな理由があるとしても認めてはいけない。まして「文民統制」が基本条件である民主主義下の軍事組織が、国家の意思を無視するなんてもってのほかだ。

もう一つは、自衛隊という組織がことごとく隠蔽体質で、組織内の自浄作用が働くようなものだとは思えないこと。これについては、この数年の自衛隊内の不祥事について、自衛隊内部からは、事件の真相を隠そうという意思しか見えてこないことからも明らかだ。
いま、一連の年金問題で「社会保険庁は解体的出直しをしなくてはならない」という議論があるが、これと同じように、自衛隊も解体的再編をしない限り、組織内の自浄作用など期待できない。

他にも書き出すと、これまたダラダラと長い文章を書くことになってしまうので、とりあえずはこの2つをあげておくけれども、まぁ僕としては、この2つだけでも自衛隊が解体的な改編をする相当な理由だと思っている。

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さて、何でいきなりこんなことを書いたかといえば、次の記事で紹介しする書籍のことを書く前に、まぁ僕の自衛隊に対する考え方を書いておいた方がいいかなぁって思ってのこと。

自衛隊のことだけに関わらず、僕があらゆる戦争行為を反対し憲法9条を支持する理由について、このブログではあまり書いてこなかったので、関連する本を紹介する前に、とても簡単ではあるけども一応書いておく。

ということで、次回につづく


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