『浅草においでよ!』H19年度版より【5】
浅草歳時記インタビュー font size>
四季折々に風情を感じながら font size>
浅草は、
観光地であり、行楽地であり、繁華街であり、
買い物をする街であり、商売をする街であり、人々が生活する街でもある。
そんな浅草をよく知る人たちに、
季節の催事について触れてもらいながら、四季折々の浅草の魅力について語ってもらった── font size>
この記事は、『浅草においでよ! 平成19年度版』に掲載された記事を、一部加筆・修正して転載したものです。 font size>
[春]三社祭の雰囲気に魅せられて、浅草にお嫁に来ちゃった font size>
荒井文扇堂・女将
荒井利恵さん
私は本郷に実家があって、独身の頃は実家に済んでたんですけどね、三社祭を初めて観に来て、雰囲気に魅せられちゃったのね。その時主人と知り合ったんですけど、「氏子になるにはここっきゃない!」って、すぐにお嫁に来ようって決めちゃったんですよ。あの雰囲気のすごさに圧倒されたっていうか、すごく興奮しちゃって。
もちろん本郷にもお祭りはあるけど、やっぱり三社祭は雰囲気が全然違うんですよ。寝がお祭好きなもんで……。
今ではもう、実家に帰っているよりも浅草の方が落ち着くようになっちゃったのね。本郷辺りも下町の雰囲気が残っていたりしますけど、あっちは静かすぎちゃって(笑)。
それから、浅草はやっぱり地元の人たちの繋がりが強いんですよ。そこも東京のほかの街とは全然違うと思いますね。それも、三社祭があるんでこの辺の町会同士の集まりが多かったり、そうやって顔なじみの人が増えていくんですよ。浅草で生まれ育った人も多いから、その人と直接知り合いじゃなくても、誰かしら繋がっていたりしてね。そういうところも、やっぱりほかとは違って繋がりが深い理由なんじゃないかしら。
古くから代々やっているおじいちゃんとか、気のいい女将さんとかね、面白い人がたくさんいる街なんですよ。
浅草は、着物や和装物が何でもそろいますから、そういうお店に行って楽しむのもいいんじゃないですか? 夏の時期なら、最近は浴衣が流行ってますから、気軽に浴衣で来てみるのもいいと思いますよ。春から夏にかけての浅草は、三社祭、ほおずき市、花火大会、いろんなことやってるでしょ。着物や浴衣で来てみてくださいね。
[夏/「浅草サンバカーニバル」出場チーム 諸橋稔さん] font size>
路地裏を歩きながら感じる心地よい季節感 font size>
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[秋/「酉の市」長國寺 井桁凰雄さん] font size>
路地裏を歩きながら感じる心地よい季節感 font size>
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[冬/浅草芸者 乃り江さん] font size>
冬の朝早い浅草寺の境内は、観音様を独占した気分 font size>
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本年度最新の『浅草においでよ! 平成20年度版』は、浅草商連加盟店、浅草各駅、浅草文化観光センターなどで配布しています。
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