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50円パンフを買ってDVD観賞

昔から映画を見たときは、できるだけ劇場用パンフレットを買うことにしている。
学生時代に兄貴とともに集めたパンフは数千冊あったが、いまでは行き来のない兄貴の元にある。
5年前に再び本格的に映画を見始めてから、再びパンフレットを集めだした。

最近はDVDの普及によって、昔の作品を割といい環境で見ることができるようになった。基本的に「映画は映画館で」というスタンスではあるが、それでも名作や思い入れの強い作品が、廉価価格で手にはいるようになると手元に置いておきたくなるし、手元にあれば見てしまうものである。

そんなときの僕の楽しみ方は、その作品のパンフレットを読みながらDVDを観賞するという方法だ。

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本の町、神田神保町——
その中でも神保町の交差点から専修大学前の交差点まで、靖国通りのおよそ250mの間には、中古映画パンフレットを扱う古書店がいくつかある。

僕が中古パンフを手に入れるのは、その通りにある「@ワンダー」「ヴィンテージ」だ。どちらも、パンフレット、チラシ、映画雑誌のバックナンバーなど、映画関連出版物の在庫が充実している。

この2店どちらも、店頭のワゴンに「50円パンフ」が置いてある。市場に出回りすぎて価値の高くないもの、傷や汚れが多くて高値で売ることが出来ないもの、映画の質が悪すぎて人気のないものなど、1冊50円の映画パンフレットが、常時数百冊も店頭のワゴンの上でぞんざいに置かれている。
店内で大事に扱われている中古パンフは、平均的には1000〜3000円くらい、人気のあるものや古くて貴重なパンフだと数万円になるので、50円パンフは格安といえるだろう。

ちなみに、三省堂や紀伊国屋などのメガストアやデパートなどの一角で、よく「中古パンフレット・フェア」などというイベントをしているが、こんなところで中古パンフを手に入れるのは大間違いだ。
「@ワンダー」や「ヴィンテージ」の店内で売られている“ちゃんとした中古パンフ”の数倍の値段で売られている。僕は、“元映画好き”の中年をターゲットにしている悪質な販売方法だと思っている。最近ではネット・オークションなどでも流通しているが、そうした中にも同じように呆れるほど高値で売買されることがある。
しかし、まともな「中古パンフ市場」はもっと良心的な値段なので、もし中古パンフを集めるなら、良心的な店に行くことをおすすめする。

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この「50円パンフ」の中から、自分がかつて好きだった作品や昔見て感動した作品のパンフレットを見つけだし、その作品をDVDで観賞するのだ。

コレクターとして集めるわけでもなく、昔の作品を懐かしむためのアイテムとしてなら、高価な中古パンフレットを買わなくても、「50円パンフ」で充分である。

いまでは手に入らなくなった情報や、当時の誤った情報が書かれていたり、思わぬ有名人のレビューやインタビューが掲載されていたりして、けっこう面白い。

近くに中古パンフ屋があるなら、一度こんなDVD観賞を試してみてはどうだろうか。

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