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歴史的名馬の誕生を見逃すな!(競馬「神戸新聞杯」)

毎年この時期になると、「暑さ寒さも彼岸まで」って言葉はその通りだと実感させられる。
これまでの暑さがアッという間にどこかへ消えて涼しくなった。
わが家の猫さんたちも、寒さを感じているのか、布団の上で寄り添って眠ってる。

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うちの猫さんたちは、競走馬と違ってお金を稼いではくれないが、僕に安らぎを与えてくれる。

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高校1年の5月、初めて府中の東京競馬場に足を踏み入れた。日本競馬史上、3頭目の三冠馬ミスターシービーが、ダービーで優勝した日である。
それから22年、今年、史上6頭目の三冠馬が誕生しようとしている。

100年近い日本競馬の歴史の中、毎年数千頭(現在は1万頭強)と生まれるサラブレットで、「皐月賞」「日本ダービー」「菊花賞」の3つのレースを勝って「三冠馬」となった馬は、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、たったこの5頭だけなのだ。
(それぞれの三冠馬に関しては→ここをクリック←

「三冠馬」とは、他の同年代のどの馬よりも、美しく、気高く、誇り高い走りをする馬である。
今年、その三冠に挑戦している馬の名は「ディープインパクト」という——。

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今日、三冠の最終レースの前哨戦となる「神戸新聞杯」が行われた。
出走したディープインパクトは、圧倒的人気に応えて、まさに「余裕」という言葉がぴったりする圧勝劇を演じた。

ディープインパクトは、これまで僕が観てきた数多の名馬の中でも、“皇帝”シンボリルドルフを彷彿とさせる強さを持っている。

シンボリルドルフは、競馬ファンや競馬関係者の誰もが「史上最強」と認める馬だ。
『北斗の券』でいえば「ラオウ」、『ドラゴンボール』なら「魔人プウ」、『ろくでなしブルース』なら「葛西」、『スラムダンク』なら「山王工業」、古くは『リングにかけろ』の「ギリシャ十二神」、『あしたのジョー』の「ホセ・メンドーサ」、『ドラえもん』の「ソノウソホント」、……そのくらい絶対的な存在だ。

しかも鞍上の騎手は“天才”武豊。
武豊は、最初の三冠レースである皐月賞に圧勝で勝ったとき、ディープインパクトに乗ったまま満員の観客に向かって高らかと天に拳を突き上げ、人差し指を立てた。そして続くダービーを勝ったときには、指を2本立てた。
これは、岡部騎手がシンボリルドルフの絶対的な強さと三冠の自信を示して、皐月賞とダービーで勝った時に見せたポーズだ。
競馬界で天才という名を欲しいままにしている武豊が、この馬に対する絶対的な自信を示しているのだ。

とりあえず、シンボリルドルフから「史上最強馬」の地位を奪う可能性を持っているのは、このディープインパクトだけである。

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小泉自民党の歴史的大勝は白けたが、スポーツの歴史的瞬間は誰の心にも感動を与えてくれる。そして、何十年経っても、その歴史に証人となった感動は忘れられないことだろう。
競馬やギャンブルに興味がない人も、この歴史的名馬誕生の瞬間を見逃さないで欲しい。

三冠最後のレース「菊花賞」は、10月23日だ。

マンガなら、正式発売日を待たずして近所の本屋で数日前に手に入れることができたが、スポーツの結果を先に知ることはできない。
子どもの時と違って、こうした「待たされる喜び」を楽しむことができるようになった。

こんな時、秋の寒さとともに、自分が「オッサンになったなぁ」と実感させられる。


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