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まったり感のある人になりたい……書籍『散歩写真のすすめ』

7月1日のブログで友人が写真を始めたことを紹介したが、彼女に丁度いい本があるので紹介したい。

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数年前から、若い女性の間で写真ブームが起きていたようだ。
HIROMIXあたりの影響のようだが、僕はちょうど写真に対する興味が薄れていた時期だったせいか、そんなブームが起きていることは意識していなかった。
ところが、去年だったか、表参道でお茶をしていると、一眼レフを持った若い女の子がたくさんいる。最初は、モデル事務所や雑誌のスカウトだろうと思っていたのだが、よくよく見ていると別に人物だけでなく好きにシャッターを押している様子。どうやらこれが、若い女の子たちの写真ブームのようだと気付いた。
それ以来、少し意識をしてみると、(ブームは下火になっているらしいが)たしかに一眼レフを持った女の子たちがたくさんいる。
しかも、ブログのブームによって、今年になってからまた増えている気がする。

この本は、そうした写真初心者から初級者にむけて、日常のひと時を切り取って保存する写真の面白さを書いている。“散歩写真”となっているが、「散歩をして撮る写真」として定義するのではなく、出歩いているときに何気ない一枚を撮影することをすすめている。
そしてそれらの作業が、自分自身を見つめることになるのだという。

本のタイトルが示すとおり、写真の面白さを知っている人には、物足りないのは当然だが、僕はこの本を読んですごく懐かしい思いにさせられた。
僕も若い頃には、写真を撮ることで「日常を切り取る作業」がすごく楽しかった時期があったし、いまこうしてブログを書いているのも、日常を切り取り、自分自身を見つめる作業だ。ブログのタイトルどおりである。

この本と写真を始めた友人に刺激され、僕も“散歩写真”を再開しようかとも思ったが、さすがに若い女の子たちにまじってカメラを持ち歩くほど、モチベーションを高めることはできなかった。
まぁ、比較的高画質でとれる携帯電話のカメラで我慢しておこう。

*  *  *  *  *  *  *

著者の樋口聡さんは、出版ネッツで一緒に活動をしている先輩である。
男を好きになることは少ない僕だが、この人の「まったり感」は憧れる。
彼のブログ「宿河原日記」もまったり感漂うもので、僕がブログを始めるきっかけとなった一つでもある。

本人もこのブログを見ている可能性があるので、あまり誉めたくないのだが、実は、彼のようなまったり感のある人になりたいと、いつも考えていたりする。
しかしながら、なかなか実践できないものなのだ。

【発行】文藝春秋
【定価】693円(本体660円+税)
【規格】新書判/並製本/184頁
【ISBN】4-16-660450-3
【公式サイト】http://www.bunshun.co.jp/

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