ご挨拶

実は、ちょうど1週間前、2012年5月20日、父が死去いたしました。

昨年末より入退院を繰り返し、3月末には医師から余命数日と言われたのですが、一度は何とか持ち直し、意識もハッキリした時期もありました。僕が物心ついた頃から糖尿病と高血圧を患い、体調には人一倍気を使っていた父ですが、最後には腎不全、さらに肺炎による高熱が身体に負担となったようです。ただ、最期は静かに息をひきとりました。

同22日には家族のみで荼毘にふし、本人の希望もあって、その後に親族等に知らせたおかげで、かえって近親者たちからの対応に手間取る事もありましたが、すでに家族、親族、近親者達は、それぞれ父との別れを偲ぶ事が出来ました。

また、一部の方からお気遣いのご連絡をいただくこともありましたが、ごくごく内輪だけで葬儀等を済ませました事をお許しください。若い頃は派手好きだった父ですが、晩年は母と2人で東京を離れて静かに過ごしておりましたので、静かにおくってやることといたしました。
お心遣いのご連絡をいただいた方には、かえって失礼な事をいたしましたが、どうかご理解ください。

本来ならば、正式なご挨拶をお一人お一人にしなければならないところですが、実は、晩年、父が関係していたすべての連絡先を紛失してしまったようで、ほとんどの連絡手段が残っておりませんでした。
失礼を承知で、こうした場所でのご挨拶になりました。重ねてお詫びいたします。

最期に、私事ですが、この2週間ほど、知人、仕事関係の皆様には、多少の連絡不足などもあり、ご迷惑をおかけした面もあるかと思います。大変申し訳ありませんでした。

今後とも、よろしくお願いいたします。

2012年5月27日
渡部真


 

追伸

私の関係者の皆様におかれましては、弔辞などの挨拶はご遠慮いただくようにしております。父も私も無宗教であり、この点は父の生前から決めておりましたので、何とぞご理解くださいますようお願いいたします。

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「風化する光と影」の15秒告知

株式会社ソラノートさんが運営している「Minimov」の中で、「風化する光と影」の15秒告知を作ってもらいました。

→「Minimov」はこちら←




 お陰さまで、ご好評いただいておりますが、何せ弱小出版なので、まだまだ売れ残っております。まだお読みでない方は、ぜひご購読をお願いします。

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【告知】「風化する光と影」写真展

前回お知らせした近著「風化する光と影」の出版を記念して、写真展が開催されます。

フリーライターの渋井哲也さん、戦場ジャーナリストの村上和巳さん、そして僕の3人が、十枚程度ずつ、この1年間に東北を中心に取材した際の撮影写真を持ち寄って、皆さんに見ていただこうと企画されました。

僕は、「子ども達の暮らし」をテーマにした写真を提供しています。
「風化する光と影」の表紙で使われた写真なども、やはり「子ども達の暮らし」がテーマでした。こちらも使われていると思います。本に掲載されていない写真も選びました。

小さな写真展ですが、お近くにいらした際は、ぜひお立ち寄りください。

日時:4月18日〜28日 11時30分〜21時00分
    [22日(日)・23日(月)は20時00分まで]

会場:高円寺書林
    [住所]東京都杉並区高円寺北3-34-2
    [TEL] 03-6768-2412
    http://kouenjishorin.jugem.jp/

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写真をクリックすると大きくなります

この写真は、「風化する光と影」で表紙に使われたもの。
震災から約半月後の3月下旬、仙台港のほど近くで、夕焼けのなか、自転車を走らせている少年達を撮影した。
まだいたるところに瓦礫が散乱し、被災した車が折り重なり、信号や電柱が倒れている事も珍しくなかった。この少年達は、そんな車のなかを物色し、めぼしいものを探し歩いていたのだった。当時、こうした光景を何度か見た。
街の孤立、インフラの断絶、食料不足、燃料不足、情報の遮断……。明日の命もしれないなかで落ちている(流されている)ものを手にせざるを得ないこともあっただろう。子ども達だけではない。被災した場所のいたるところで、そうした物色した跡が見られた。
しばらく物色していた彼らは、結局、何も手に入れる事なく、夕日に向かって自転車をこぎ出した……。

*  *  *  *  *  *  *

直近では、18日(水)と22日(日)に会場に行く予定です。来週も行きますので、もし事前のご連絡をいただければ、できるだけ会場にいるようにしますので、ぜひお知らせください。

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